『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』が「ミラクル エッシャー展」公式イメージソングに決定
2018年6月より、上野の森美術館にて開催される「ミラクル エッシャー展」のイメージソングとして、『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』が起用されることが決定いたしました。
【山口一郎コメント】
僕は小学生の頃、画家である母の本棚をこっそり覗き見ることが好きでした。そこには、絵本とは違い、言葉のない絵だけの画集がたくさんあり、ただ浴びるようにそれらを見続けていたことを覚えています。
その時に初めてエッシャーの作品と出会いました。絵の中で迷子になってしまったような、毒だけど美味しい果物のようなエッシャー独特の世界観に子供ながらびっくりして、この感覚を誰かに伝えたい!と衝動的に思ったことを忘れられません。今思うと、始まりも終わりもない螺旋の様なエッシャーの絵は、新しい音楽の旋律と出会った感動に似ているなぁと思います。
社交嫌いだったエッシャーの唯一の趣味が、バッハを聴くことだったと、今回の「ミラクルエッシャー展」で僕らの歌をイメージソングとして使うことになった経緯として初めて知り、バッハの繰り返され変化していく旋律と、エッシャーの絵の螺旋は、どこか共通しているような気がして、何だか腑に落ちました。
自分達の音楽がエッシャーの作品と、このような形で関われたことを本当に嬉しく思います。たくさんの方がエッシャーの作品と触れる機会になることを祈っております。
【展覧会概要】
生誕120年 イスラエル博物館所蔵
ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵 supported by 弁護士法人 東京ミネルヴァ法律事務所
20世紀を代表する版画家のひとり、マウリッツ・コルネリス・エッシャー (1898-1972)。生誕120年を記念して開催する本展では、世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館の所蔵品から選りすぐりの約150点を日本初公開。代表的な“トロンプ・ルイユ(だまし絵)”の作品に加え、実際にありそうで現実には存在しない<<相対性>>など代表作のほか初期の作品や木版、直筆のドローイングなどから、エッシャーが唯一無二と評される作品を生み出す過程を8つのキーワードを通じて紐解きます。
<東京>
会場:上野の森美術館
会期:2018年6月6日(水)〜7月29日(日)
開館時間:10:00~17:00 金曜日は20:00まで *入館は閉館の30分前まで
<チケット情報>
当日券:一般:1,600円/高・大学生:1,200円/小・中学生:600円
前売券:一般:1,400円/高・大学生:1,000円/小・中学生:500円
数量限定 特製クリアファイル付前売券:1,400円
数量限定 図録付前売券:3,500円
|問合せ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
以降、大阪・福岡・愛媛巡回予定
公式サイト:http://www.escher.jp/
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