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The Secret of Yakult 1000
君はまだ、
ヤクルトを知らない
山口一郎がオンラインで直撃取材
- sponsored by ヤクルト本社 -
画像左上: 開発部 渡邉治氏 画像右上:広報室 丸山英輝氏
開発部・渡邉治氏(以下: W)「そのように仰っていただき、ありがたく思います。この商品が出る以前は『ヤクルト400』という商品が当社の中で一番菌数の多い商品として1999年に発売されていました。それ以降、より高菌数にするための開発を進め、『Yakult1000』の発売にこぎつけたのが2019年10月でした。なので、世に出るまでに20年ほどかけた、ヤクルトの研究開発の集大成なんですよ」
Y「『ヤクルト400』から『Yakult1000』が発売されるまで20年かかったんですか!?」
W「時間がかかったのには二つ理由があります。一つ目は、商品の菌数を増やす、維持することがとても難しいこと。二つ目は、既に『ヤクルト400』がある中で、お客様に『ヤクルト400』と違う価値も提供しなければいけないことです。その価値を科学的に説明出来るようにした上で発売する必要があったんです。医薬品ではなく食品として効果や機能を訴求するためには、きちんとした根拠を示した上で、特定保健用食品や機能性表示食品として行政の許可を得たり届出をしたりする必要があります。『Yakult1000』についても、「一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげ、また、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能」を実証するための臨床試験(臨床試験データの詳細はこちら)を行い、データを取得した上で機能性表示食品としての届出を行っています。そうした点も時間がかかった要因です。」
Y「そもそもなんですが、シロタ株ってなんですか?乳酸菌なんですか? 小さい頃から乳酸菌という言葉は耳にしていてお腹の調子が良くなるとか、そういうイメージはありますけれど」
W「はい、乳酸菌です。ヤクルトを作ったのは代田稔(しろたみのる)という医学博士なのですが、彼は、1920年代、日本の衛生環境がまだ悪く、感染症で亡くなるお子さんが多かった時代に病気にかからないようにする予防医学を志しました。そして、腸の健康が長寿や疾病予防に繋がるのではないかと考え、乳酸菌が腸の中の悪い菌を抑えることを発見したんです。乳酸菌といっても、属や種などの分類があり、同じ種類の乳酸菌でも株ごとに特徴が全く異なります。乳酸を出す菌が乳酸菌というカテゴリーに入るのですが、乳酸菌を口にしても、殺菌作用の強い胃液や胆汁という消化液の関門があるので、腸に届く前に死んでしまうものが多いんです。より生きて腸に届くように強化培養した菌が乳酸菌 シロタ株で、選び抜かれた菌と言えます」
Y「乳酸菌というカテゴリーの中に色んな種類がある中で、胃酸にも勝つ、腸に届く乳酸菌はこれだ!と代田さんが見つけたわけですね。代田さんは1920年代に健康のために腸内環境が大切だと言っていたわけですか?」
W「そうなんです。私たちの会社には“代田イズム”という事業の原点となる考え方があります。それは“予防医学”“健腸長寿”“誰もが手に入れられる価格で”という考えなのですが、事業が始まった1930年代から代田はそれらの考えを提唱していました。予防医学の大切さや腸内細菌が健康とさまざまな関わりがあることが近年、科学的に実証されてきています」
Y「1920年代だと、代田さんが『健康のために腸内環境を良くした方がいいよ!』と言っても、一般の人たちからすれば『は?何を言っているの?』という感じですよね(笑)」
W「そういう反応もあったかもしれません(笑)。ただ、ヤクルトという会社は、代田の想いに賛同した人たちが、ヤクルトを販売するチームを作ったことが始まりです。当時から代田の想いに共感した方たちがいたからこそ、ヤクルトの事業が始まったのだと思います」
Y「それってすごいことですよね。代田さんや周りの方に腸内環境が大切だという確証があったのかもしれないけれど、それを「ヤクルト」という商品として世に広めていくことは、自信が無いと出来ないことだと思います。当時のほとんどの人たちは腸内環境のことを意識していなかったわけじゃないですか。それをここまで大きな企業に成長させたのはすごいことです。代田さんって、何だか宇宙人みたいですね(笑)」
広報室・丸山英輝氏(以下:M)「ただ、初めから順調に業績を伸ばしてきたわけではないんです。先程の話にもありましたが、乳酸菌ってよく分からないというイメージが一般消費者の方たちにあったり、菌というと、バイ菌のような悪いイメージを持たれる方も多かったりしたので、体のために役立つ菌もあるということを丁寧にお客様にお伝えしてきました」
Y「なるほど。今でこそ、乳酸菌は体に良いというイメージがあるけれど、当時は菌と聞いたら、バイ菌を想像するかもしれない」
M「本当に菌が身体にいいの?というところから、乳酸菌の説明をして、納得して飲んでいただくことを当社は大切にしてきました。海外展開もしていますが、海外で菌はバクテリアという表現をされてしまうので、より悪い印象を持つ方もいます。そうしたイメージを払拭しながら商品を普及させてきたんです」
届出表示:本品には乳酸菌 シロタ株(L. カゼイ YIT 9029)が含まれるので、一時的な精神的ストレスがかかる状況でストレスをやわらげ、また、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があります。さらに、乳酸菌 シロタ株(L. カゼイ YIT 9029)には、腸内環境を改善する機能があることが報告されています。