12月に入って行われたアリーナツアーのオールスタッフミーティングには、山口一郎の姿もあった。
山口「みなさん、オンラインライブお疲れ様でした！
そして、まもなくしてアリーナツアーも始まります。
オンラインライブに引き続いて、総合演出で田中裕介さんが入ってくださいます。“舞台”という部分をリアルなライブの場へどう持ち込み感動へもっていくのか。が重要だと思っています。
今回、キャストの川床明日香さんにツアーに出演をしていただいて、演技をサービスモニターに出します。サービスモニターを使って、今までと違う感動を演出することができればと考えています。
このツアーではすごく特殊なことをやろうとしているのですが、特殊だからこそ、“こういう風に感動してもらいたい”と、全員が共有していないと歪みがおきたまま進んでいくことも出てくるかと思うんですが、そこが多すぎると、結果的に我々のエゴで終わってしまうライブになってしまうと思うんです。
シンプルに普通のステージでライティングしてやれば良かったんじゃないのと。でもそれって、想像できる感動なんですよね。
オンラインライブでも掲げてやってきたことではありますが、自分たちが感動するには、“自分たちが想像できない感動”というのを実現していきたいなと。
2年ぶりのアリーナツアーでもチャレンジしていきたいなと思っています。みなさんよろしくお願いします。
そこをやるにあたってはいろんな問題点。テクニカルな問題などをつきあわせて、話し合って、修正していかなかればいけないと思いますので、本日はそのようなミーティングを行えたらと思います。
聞いてますか！ トランスワークチーム！
トランスワークチーム「えぇっっ！！！ めっ、めちゃ聞いてます！ すごい聞いてます！」
山口「それでは、田中監督から演出を説明してもらうところから始めましょう。よろしくお願いします。」
田中「はい。ではセットの説明から始めたいと思います。」
―その後ミーティングは夜遅くまで行われた。
アリーナツアーは12月11日からスタート。チケットも絶賛発売中だ。
